LeapDX 一品製品生産型
LeapDXは製造業のための経営管理システムです
経営管理システムとは、企業業績を改善する仕組みPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を マネージメントするためのシステムです。
事業計画と業績を比較・分析し、改善を行うための情報を提供し、経営者の迅速な経営判断を実現します。
管理会計で業務を『みえる化』
経営管理システムで、業績を比較・分析するのに利用されるのが、管理会計とよばれる手法です。
財務会計とは異なり、社内向けに業績を判断するために利用され、その中核は予算と実績を『みえる化』する予実管理とコストを『みえる化』する原価管理から構成されます。
Leap生産管理システムと連動
LeapDX版は、Leap生産管理システムで作成される生産計画・生産実績・原価・日次決算などの分散 した情報を管理会計データに統合し、今まで簡単に取得できなかった管理会計データをリアルタイムで提供します。
システムの概要
管理業務システム(競争力のアップ)
予算統制を全社的に行い経費削減を実行する
削減の意義や重要性を理解し、全社で取り組む必要があります。個々の費用の特徴を考慮した上で具体的な施策を立案・実行して、目に見える形を示し、目標・実績を確認します。
正確なチャージにより、見積り原価、製造原価の精度向上を計る
製造経費を削減したら、必ずチャージ(時間当たりの単価)を再計算します。チャージが下がれば利益が増え、競争力もアップするので、正確なチャージを掴むのは重要です。少なくとも年2回以上チャージの再計算を行います。
改善提案制度により、改善意識を向上
生産性の向上・原価低減・業務改善・作業改善など、従業員の提案をシステムで『見える化』『見せる化』し、その結果を公正に評価することにより、社員のやる気を引き出します。
経営管理システム(1ランク上の企業を目指す)
売上げた物件に対して、原価を分析する
売上する製番が原価予算内で完成したか確認します。原価分析表を出力し、赤字内容に対しては会議を開き対策を 講じます。(予算を超えた費目は、次回の生産に向けて 対策案を出し、ムダの発生を防止します。)
受注分析・売上分析を目標に対して分析する
- 受注未決定物件を見積りより検索し、決定可能か判断する。
- 売上未決定物件を注残より検索し、出荷可能か判断する。
- 受注限界利益・売上限界利益の月別・累計計画と実績を明確にする。
機能一覧
フローチャート
機能詳細
利益を伸ばすためにすること!
★経費の削減⇒予算を決めて統制することで目標利益を確保する
⇒予算以下に抑える努力と対応策
・経費の目標と実績の対比⇒ムダの削減に努める
★新たな目標値にてチャージを再計算する⇒正確な原価の把握と競争力のアップを図る
★実績値を分析して改善する⇒結果と成果を公表する
一品製品製造業の受注と売上の分析方法
★受注分析(当月目標の受注金額に対しての分析)
(1)月初めには、見積り情報より未契約分を再確認し当月受注目標に可能か判断します。
(毎月確認する)
(2)当月の目標受注金額に対して、当日までの実績金額を確認します。
(3)見積情報より、受注確定・保留・失注を区分付けし、今後の対応策を確認します。
(4)目標金額に不足の場合、見積情報の当月契約予定分で目標が達成できるか確認します。
(5)受注分析表、受注分析記入表を基に受注可能か決めます。
(6)受注時、製番別受注限界利益を求めます。 (*製番別受注限界利益)
*製番別受注限界利益=製番別受注金額-製番別変動費(材料費+購入品費+外注加工費等)
★売上分析(当月目標の売上金額に対しての分析)
(1)月初めには、大よそ3ヶ月先の納期を目安に注残を見て、変更情報がないかを確認します。
(毎月確認します⇒納期と売上金額、予算原価)
(2)当月の目標売上金額に対して、当日までの実績金額を確認します。
(3)目標金額不足の場合、受注残より当月分の注残金額で達成できるか確認します。
(4)なお不足の場合、受注残より次月分で当月売上げが可能な物件があるか、確認します。
(5)売上分析表・売上分析記入表を基に、売上可能か決めます。
(6)売上時、製番別売上限界利益を求めます。 (*製番別売上限界利益)
* 製番別売上限界利益=製番別売上金額-製番別変動費(材料費+購入品費+外注加工費等)
★年間受注限界利益(月別累計)
(1) 月別目標金額に対する実績金額を、月別・累計にて確認し、
目標通りの限界利益の確保が出来ているか分析し対応します。
月当り限界利益目標=
引当経費を含めた月当り製造経費+引当経費を含めた月当り販売管理費+月当りの利益目標額
★年間売上限界利益(月別累計)
「年間受注限界利益」同様に確認します。