導入事例5
営業品目 | 金型の設計・製作(グラビティ金型、ダイキャスト金型、プラスチック金型) |
所在地 | 静岡県伊豆の国市 |
従業員 | 15名 |
導入前
- 概要図をもとに見積はワープロ作成。
- 受注すると図面設計し、図面の部品表をもとに設計が材料と加工を手配する。
- 客先への納入日程表が作業指示書、仕入実績は外部納品書をエクセルで集計する。
- 製造原価を製番別に集計できない。
問題点
- エクセルで作成した見積書の履歴管理や再利用ができない
- 部品発注は仕入先の見積書に捺印してFAX、在庫を考慮した購入手配ができない
- 出荷予定表で作業するため、生産日程が現場まかせで加工の納期管理できない
- 作業指示は図面とプログラムのみで、工数を意識して作業できない
- じか掘り刃物など消耗品を考慮した製番別原価や損益がでない
改善ポイント
LEAP(一品)システムを使用してデータ共有と活用を行い、業務を一貫させました。略図設計、見積書、詳細設計、生産計画、在庫引当、発注 の指示と検収、納期管理、買掛金、出荷、売掛金、製番決算の実績が次回の見積書へ反映される仕組みをつくり、問題点を改善しました。
導入効果
- 見積データと製番決算データを簡単に利用できるので見積精度があがりました。
- 電算在庫と棚卸在庫の簡単照合で在庫精度が向上し、部品調整が簡単になりました。
- 発注時に在庫品出庫指示書作成、在庫品出庫と原価振替が行われるようなりました。
- 加工工数設定で課別に仕事量を把握、作業前に日程調整や改善を実施できました。
- 作業指示書をもとに作業実績は簡単入力、すぐに実施できました。
- 消耗品も予算設定し、日次決算するため、勝手な発注がなくなり予算統制できました。
- 製番別決算で予算と実績の誤差は「問題点」と認識し、改善する体制ができました。